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壱岐の歴史・よもやま話を紹介したページです。

一支国的歴史・竜宮伝説


壱岐の歴史・よもやま話
竜宮伝説@
壱岐 竜宮伝説 嫦娥島
浦島太郎や竜宮城の伝説は、日本をはじめベトナム等世界で数箇所語り継がれているが、ここ嫦娥島付近が竜宮城の伝説に最も符合していると言われている。

郷ノ浦町華光寺の古い所によれば嫦娥島を竜宮城と記しており、ここの男女二体の仏像の一体は浦島太郎、ほかの一体は浦島太郎が壱岐の死で恋に陥り、白髪になってから故郷に帰った際、思い出に持ち帰ったのではないかとも言われている。

竜宮城と嫦娥島の共通点を探すと、外国に行く航路のそばにある風光明媚の地で、タイたヒラメの多い好漁場で、行きかう船が島に立ち寄り竜宮城御殿では美しい姫たちが神にささげる布を織っていたと伝えられ、そのうちのひとりと浦島太郎(本から来た人)が恋に陥り、恋が終わって故郷に帰ったとき白髪になっていたという話。

こちら嫦娥島のある界隈を渡良地区と言い、そこには渡良浦と小崎と呼ばれる二つの漁港があります。

小崎はその昔、福岡の鐘ヶ崎の人々が江戸時代鯨を取るために壱岐に来島し、そのまま定住した人たちが集落を作った。

また、豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに、水先案内人を出し、その功績により、壱岐のどこででも、漁ができるという特権をもらいました。

渡良には「大島屋」「いずみ屋」と言う海鮮問屋が当時あって、その後、県の機関を通じて中国大陸に輸出貿易を行っていたと文献にも残されている。




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